プロテインとは?
人間が健康・生命を維持していくために欠かせない栄養であるタンパク質を効率的に摂取できる補助食品がプロテインです。>> 参考サイト:おすすめランキング内「プロテイン基礎」
■カラダに取って重要な栄養素「タンパク質」
人間の体の約20%はタンパク質で構成されており(水が60~65%)、そのほとんどが筋肉を構成しています。
そのためスポーツマンは日頃から適切なタンパク質の摂取を心がけることが、試合や練習でのパフォーマンスの発揮に大きく影響してくることになります。
一般の人で1日に必要なタンパク質量は、【体重×1~1.5】グラム(「日本人の食事摂取基準」では、成人で1日の推奨量は60グラム)ですが、スポーツや筋トレを行っている人では、その2倍摂る必要があります。
そうでなければ、トレーニングで傷ついた筋肉(筋繊維)に栄養が行き渡らず、その結果、筋力アップやトレーニングの成果を十分に発揮することができなくなるのです。
上記の計算で表すと、スポーツや筋トレを行っている人は120~130グラム毎日摂取する必要があることとなります。
しかし、120~130グラムものタンパク質を食事からだけで摂取しようとすると一筋縄ではいきません。
食事には脂肪も多く含みます。
牛肉を例にすると120グラムのタンパク質を摂取しようとすれば600グラムの牛肉を食べなければならず、そのうち210グラムも脂肪が含まれています。
パフォーマンスの発揮やシャープな肉体を目指している人がこれだけの脂肪を摂ってしまっては、余分な脂肪も蓄積され現実的ではありません。
■タンパク質の固まり「プロテイン」
そこで、脂質をはぶき、タンパク質を凝縮したプロテインが効果を発揮します。
栄養管理を行う上でも、タンパク質の量をきちんと把握できるので食事と合わせて計画的に摂取していく必要があるのではないでしょうか。
■基本は食事から
ただし、栄養摂取の基本は食事です!
栄養を日頃から管理し、食事で必要量のタンパク質を摂取できている場合は、それで十分です。
プロテインは摂る必要はありません。逆に摂りすぎると余ったタンパク質は脂肪へ変化しますので、その点気を付けていただければと思います。