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アミノ酸で筋肉に栄養補給

アミノ酸とは

筋肉を作るための原料、つまり筋肉を構成しているのが”タンパク質”。
そのタンパク質が分解されたものが「アミノ酸」です。
つまり、タンパク質はアミノ酸の集合体であり、筋肉はアミノ酸で構成されていると言えます。

人の体の約60%は水で構成されているのですが、水に次いで多いのがアミノ酸。
アミノ酸は筋肉作り、体作りに欠かせない成分なのです。

必須アミノ酸

必須アミノ酸は、生命活動の維持においてなくてはならない栄養成分です。

タンパク質は約20種類のアミノ酸から構成されており、そのうち9種類は体内では合成されません。
そのため、必ず食事などから摂取する必要があり、この9種類のアミノ酸を”必須アミノ酸”と言います。
(トリプロファン・ロイシン・リジン・バリン・スレオニン・イソロイシン・フェニルアラニン・メチオニン・ヒスチジンの9種類)

”卵”には、必須アミノ酸すべてがバランスよく含まれ、アミノ酸スコア100の非常に栄養満点な食品です。
スポーツやトレーニングを日々行っている人は、ゆで卵を朝、昼、晩に2個ずつ食べることをぜひオススメします。

目指す肉体へと近づくために、必須アミノ酸をどのように摂取していくかが栄養管理上重要です。

アミノ酸の優位性

タンパク質は摂取後、ペプチド→アミノ酸という過程を経て分解・吸収されます。
そのため、アミノ酸はタンパク質に比べ、体内への吸収スピードが早く、サプリメント等でトレーニング時の栄養補給として有効に活用できます。即効性があると同時に摂取タイミングを計算しやすい成分なのです。

なお、プロテインに代表されるタンパク質栄養補助食品は、アミノ酸に比べ吸収に時間がかかるが、吸収率が高いという性質があります。
アミノ酸とプロテイン、その効能をきちんと理解して、バランスよく摂りたいものですね。

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