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BCAAとアミノ酸の効果

BCAA(分岐鎖アミノ酸)って何?

必須アミノ酸のうち、バリン・ロイシン・イソロイシンをBCAA(分岐鎖アミノ酸)といいます。
筋肉中に占めるアミノ酸の約35%がBCAAで構成されています。

なぜ、BCAAが重要なのか?

BCAAは筋肉で代謝され、筋肉を動かす時のエネルギー源となっているからです。(ほとんどのアミノ酸は肝臓で代謝されます)

トレーニング時にはこのBCAAがエネルギーとして使われることで、筋力の低下や疲労を感じます。
そこで、トレーニング前にBCAAをサプリメント等で摂取しておけば、初めから体内に存在しているBCAAを温存し、エネルギーの持続(≒スタミナ維持)と疲労の軽減に役立つことになります。

また、筋肉中のタンパク質の合成が促進されるタイミングがトレーニング直後。(中でもロイシンの働きが大きい)
そのタイミングでアミノ酸を摂取することで、痛んだ筋肉を素早く回復させ、疲労回復や筋肉痛の軽減、筋肉の再生・強化にも役立つのです。
結果的に筋肉量がアップし基礎代謝が高まることで、太りにくい体を作ることにも繋がります。(基礎代謝の約40%が筋肉で行われ、脂肪の燃焼に貢献している)

さらにアミノ酸には、筋肉疲労物質”乳酸”(血行を悪くし、筋肉が硬くなる)の濃度を抑える働きがあります。
そのため、有酸素運動のような持続的なトレーニングにも効果を発揮します。
乳酸の発生を抑えることで疲れにくくなり、高いパフォーマンスを維持したまま快適なトレーニングを行うことができるのです。

アミノ酸の効果

以上をまとめると、アミノ酸の効果は以下の通りです。

・エネルギーの確保(≒スタミナ維持)
・疲労防止、回復
・筋力向上
・活性酸素の中和

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