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オーバートレーニングは×
オーバートレーニングとは「過剰なトレーニングによって運動能力が低下し、容易に回復できない状態」のことをいいます。
オーバートレーニングは、さまざまな弊害をからだにもたらし、慢性的な疲労感、頭痛、腹痛、発熱、息切れ、不眠などの症状があらわれてきます。慢性的な疲労感は日常生活では自覚症状がなく、トレーニングを始めると症状があらわれ始めます。そのため怠けているように見られるのでなんとか頑張ろうとしてしまいます。
しかし、このように無理にからだを動かし続けると、疲労がさらに蓄積し、取り返しのつかない障害を招くことになるのでからだを休めることが必要になります。
オーバートレーニング状態は、負けず嫌いの選手や好調の選手が過度のトレーニングを行なうことによってもたらされることが多いようです。トレーニングはからだを破壊する作業です。激しい練習をすればするほど良いと思い込み、激しい練習を繰り返して、破壊されたからだが再生されない状態でまたトレーニングするといった悪循環を招き、からだの再生が追いつかず、オーバートレーニング状態に陥ってしまいます。
もし、上記のような症状がでてきたらトレーニングに許容量を超えた負担がかかっているサインです。このような時は、素直に、無理をせずからだを休めるようにしましょう。症状が悪化して、トレーニングも何もできなくなっては、何のためのトレーニングなのかわかりません。休息も立派なトレーニングの1つです。
ただ、一生懸命やるだけではなく、自分のからだの変化を客観的に、そして冷静に見つめながらトレーニングを行なうことがなにより大切です。
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