筋トレの効果
-
筋トレには、
- ○ 競技能力の向上
- ○ パワーの増大
- ○ スポーツ障害の予防
- ○ 体脂肪の燃焼 などの効果があります。
筋トレにより、ハイレベルな身体機能の強化を行なえば、持久力アップ・筋力アップ・スピードの開発ができるだけでなく、瞬発力のアップやテクニックの向上に大きく役立つのです。ボクシングの練習での成果をさらに高めるためには必要不可欠なトレーニングだと言えます。パンチ力アップ・瞬発力アップ・持久力アップが期待でき、うまくトレーニングすれば他の選手に差を付けることも可能となります。そして、他のスポーツにも当然あてはまり、必要不可欠なトレーニングなのでスポーツをやられる方はメニューの1つとして必ず加えておかなければならないでしょう。
また、筋トレは筋肉と骨をつなぐ腱(けん)を強化する効果もあり、けがなどのスポーツ障害を予防する効果もあります。
そして、体脂肪の燃焼という点でも非常に効果的で、この場合は負荷をあまりかけずに長時間からだを動かす運動、つまり有酸素運動(十分に酸素を取り入れながら行う運動)が威力を発揮します。なぜなら、有酸素運動は脂肪をエネルギー源とする運動だからです。脂肪をバンバン燃焼してくれます。
有酸素運動は楽に呼吸ができる強度でおこなう運動でウオーキング(運動としての長時間歩行)や水泳(遠泳)などはその最たるものです。一般的に運動開始20分後から脂肪をエネルギーとして消費します。しかし、20分前ではまったく使われていないかと言えば、そうではありません。運動している最中は必ず消費されています。
そのため、筋トレ時においては、ゆっくり時間をかけてトレーニングすることで、その効果が期待できるという訳です。
上記のように、有酸素運動は運動をしながら脂肪を燃やす効果的なシェイプアップ方法の1つですが、逆に筋トレで筋肉をつけて脂肪を燃焼させる方法もあります。
それは、筋肉を増やして基礎代謝を高めることです。
基礎代謝とは何もしていなくても(寝ている時でも)消費されるエネルギーのことです。筋肉は、何もしていない時でも細かい動きを繰り返しており、その時に消費されるエネルギーが脂質です。そのため、筋肉(この場合、ボディービルダーのような大きな筋肉ではなく適度な筋肉)をつけて運動していないときは基礎代謝により脂肪を消費することが可能となるのです。
有酸素運動と筋肥大トレーニング、この2つのトレーニング手法をバランスよく行っていくことも”効率的”なシェイプアップをする上では、重要な課題になってくるのではないでしょうか。
このように、筋トレはスポーツをする上で、競技能力の底上げを可能とし、ダイエットを考えている方は効果的に体脂肪を落とすことができる優れたトレーニングです。
スポーツマンはもとより、からだの引き締めやダイエットを目指している人もメニューの1つに加えてみてはいかがでしょう。
実際のトレーニングは、筋トレページで解説しています。