腹筋でぽっこりお腹は解消する?
ぽっこりお腹は、便秘、腹筋の衰え、腹筋の弱さなど様々な原因が考えられます。
ここでは、腹筋の衰え、腹筋の弱さの側面から、解消手段をみていきましょう。
腹筋の衰え、腹筋の弱さを原因とした場合、ぽっこりお腹になるのは、お腹の脂肪増加や内臓の位置が下がってきたことが原因として考えられます。
脂肪の増加は、暴飲暴食をはじめ、女性の場合は、思春期の女性ホルモンによる影響や加齢による筋力の衰えが原因であることが多く、男性も加齢による筋肉の衰えや内臓脂肪型のメタボリック症候群が原因である傾向にあります。
この場合、まずは定期的な有酸素運動により脂肪の増加を防ぐとともに脂肪を落としていく必要があると言うことです。有酸素運動は、全身運動なのでお腹だけでなく、全身がシェイプアップされるメリットもあります。当然、お腹の脂肪が落ちることでぽっこりお腹は改善されることになります。
ただ、この場合だと有酸素運動をずっと続けなければまた元のぽっこりお腹に戻ってしまう恐れがあります。いわゆるリバウンドです。
リバウンドを防ぐには、筋トレ、つまり腹筋トレーニングを有酸素運動と並行して行うことが望まれます。
と言うのも、トレーニングにより筋肉を付けることは基礎代謝を高めることにも繋がり、何もしていないときの消費エネルギーが高まります。
消費エネルギーが高まるということは、脂肪の燃焼も高まることになり、今までと同じ生活をしていたとしても、脂肪の増加は抑えられることになるのです。
つまり、トレーニングより筋肉を付けることは脂肪が付きにくい体、太りにくい体になるための有効な方法であると言えます。
そのため、脂肪でお腹ぽっこりの人は、有酸素運動と並行して腹筋トレーニングにより腹筋を鍛えることが必要になってきます。
また、”ぽっこりお腹でない人”も年齢には逆らえません。そのため、いま腹筋を強化しておくことは、将来のぽっこりお腹を未然に防いでいることに等しいと言えるでしょう。
内臓の位置が下がることによるぽっこりお腹は、腹筋の衰えやもともと腹筋が弱いがために起こってしまいます。
なぜなら、内臓は腹筋により支えられ、適切な位置に収納してくれる役目を持っているからなのです。 腹筋が弱いと内臓に押されてお腹が突き出てくるのです。
そのため、腹筋を鍛え、付いた筋肉により内臓の位置を適切な位置に戻してもらう必要があります。
この場合、腹直筋、腹斜筋をはじめとして、内臓を固定する腹横筋をしっかり鍛えていくことで、ぽっこりお腹は改善してくると言えます。
この場合のトレーニング方法は、クランチ(腹筋上部)、サイドクランチ(脇腹)、ハンギングレッグレイズ(腹筋下部)など、腹筋を前後左右からしっかりと鍛えることがもっとも望ましい鍛え方となります。(※リンク先は外部サイト)
以上のことから「脂肪の増加」によるぽっこりお腹、「腹筋の衰え」によるぽっこりお腹、いずれもにおいても腹筋トレーニングが重要であることがわかりました。
ぽっこりお腹が気になる人は、しっかり腹筋トレーニングを行い、ぺったんこなお腹を目指していきましょう。
そして、今ぺったんこな人も、ぜひ将来に備えて腹筋トレーニングを行って下さい。
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腹筋トレーニングは実に奥が深い。
上半身だけに動きを加えるもの、下半身だけに動きを加えるもの、上半身・下半身同時に動きを加えるもの、さらにはひねりを加える方法などがある。
少し動作を変えるだけで鍛えられる部位が違ってくる。
これは、腹回りの筋肉が腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋など複合的に絡んでくることが一つの原因である。
特に腹直筋は腹を縦にはしる大きな筋肉で、みぞおち(上部)から恥骨(下部)までを指すのだが、上部と下部をバランスよく鍛えるには、一つの筋トレ方法だけではカバーできないのだ。
上部を鍛えたら、下部も鍛える、また横腹も鍛える。これが腹を効率的に引き締め、バランスよい腹筋を目指す上では欠かせない。
そして、ウエスト引き締めようと思ったら背筋トレーニングも平行して行う必要がある。
また、腹は骨に覆われていない。そのため脂肪が非常に付きやすく、脂肪によって大切な内臓を守ろうとする。
ちょっと気を抜くとおやじっ腹だ。日頃の腹筋トレーニングを心がけたい。
参考サイト:腹筋|筋トレ