サンドバックを打ったら腕が痛い!
質問なのですが、サンドバックを打ったあといつも、腕(手首からひじまでの間の筋肉)が痛くなるのです。これはあまり使わない筋肉だから、痛みを我慢して筋肉をつけて克服するのでしょうか? それとも打ち方が悪いのでしょうか?
でも、ジムではジャブの打つ位置などは指摘されますが打ち方にかんしてはほとんど言われないです。 腕が痛いといってスパーやらせてもらえなくなると困るのでこちらで質問させていただきました(笑
手首からひじまでが痛いということですが、考えられることは、
1.サンドバックの中心にパンチが真直ぐに当たっていないため筋肉疲労が蓄積している。真直ぐ当たれば、拳から肩へ衝撃が抜けて疲労は蓄積されにくくなります。しかし、パンチが真直ぐ当たっていなければ、拳が左右にずれ、パンチの衝撃が吸収されてしまいこれが原因の1つとして考えられます。
1度、この機会に真直ぐ当たっているか再確認してみてはどうでしょうか。真直ぐ当たれば、革のサンドバックサンドバックの場合「パーン」と弾くような音がでるので、それで確認できます。また、真直ぐ当たらず、拳が左右にずれることで手首のスジを傷める原因にもなります。
今回の場合は筋肉ということなので関係ないかもしれませんが、なかなか痛みが引かないので気を付けて下さい。
2.やり始めて間もないパンチを打っている場合は、筋肉痛が考えられます。もし筋肉痛である場合は、無理をせずゆっくり休養することが大切です。
筋肉痛というのは、筋肉組織が破壊されたことによる痛みなので、そのまま無理に筋トレなどを行なうと破壊の上に破壊を繰り返すことになり、筋力アップにもそれほど効果は期待できず、疲労も蓄積されてしまいます。破壊された筋肉組織は休養によって回復し、回復した時に筋トレを行なうとその上に新たな筋肉がつき始めるので、効果的といえます。だから、休養もトレーニングの1つだと考えられられます。しかし、通常打っているジャブのみで痛む場合は、これは考えにくいので、一概にはいえませんが、1のパンチがずれることによる疲労の蓄積の方が可能性が高いかと思います。
とりあえず、パンチが真直ぐきれいに当たっているか確認してみて下さい。それでは、トレーニング頑張って下さい。そして、疲労がたまったときは、ゆっくり休んで下さい。