1年間でやるべきこと
いつも、お世話になっています。
前に歯を矯正してもボクシングはスパーリング以外ならできると答えをもらったマリストです。
本格的に、始めようと思いジムに電話をしたらtomoさんの言うとおりスパーリング以外ならできるということでした。でも、僕の歯の矯正が直るのは、1年後なんです。それまで、スパーリング以外のことをやるにしても、ジムの人は本格的に育てようとはしないだろうし、スパーリングをやらなければ技術の向上は難しいと思うし、1番の問題は基礎だけで1年間の月謝はならえないということです。
その結果ボクシングは歯の矯正が終わり次第やるとして、それまでに何かボクシングに役立つと思われるスポーツやりたいのですが、格闘技以外で何かあれば教えてください。(予想でいいです。)
長くなりましたが、読んで下さってありがとうございました。
やはり、ボクシングを本格的にやりたいと思ったらスパーリングもやって技術や経験を積み重ねたいと思いますよね。マリストさんのボクシングに対する前向きな姿勢がよく伝わってきます。
そこで、矯正が終わるのが1年後ということなので、この間、ボクシングにとってもっとも大切な基礎体力である「持久力」を付けることが一番いい選択だと思います。当然、スパーリングや試合をやる場合、相当な持久力が必要になります。ほとんどの人は最初にスパーリングをするとき、それほどの持久力は身に付いておらず、その結果、練習で学んだ技術の半分もだせていないと思います。もっと出せていないかもしれません。
スパーリングは本当にきついです。そして、このきつさを味わうことで、本当の意味での持久力の重要性、基礎体力の必要性を実感できます。ここで、多くの人は、走り込みをして、さらなる持久力アップのためのトレーニングを本格的にしているというのが現状だと思います。持久力を付けておけば、スパーリングに際して、この時点で同じ時期に入門して来た人と比べて持久力で格段に勝ることができ、さらには、1年前にからトレーニングしている先輩と比べても持久力に関しては同じレベルで並ぶことができます。その結果、スパーリングで同じ時期に入ってきた人とスパーリングをしても、個々の技術的レベルの成長性は別として、動きのキレ・精神的な余裕・実力の発揮度で勝ることになります。
そして、技術的には差があるとしても、先輩とのスパーリングに関しては、動きで劣ることなく、終了のゴングまでついていくことができると思います。逆に、1年間本格的に持久力アップのトレーニングに励むことで、勝ることさえ十分あり得ます。
以上のようなことで、持久力を付けることが、自信にもつながり、また ボクシングにとって有効的かつ効果的なことだと思います。
そこで、持久力アップに役立つスポーツを上げるとすれば、非常に地味ですが、「マラソン」のような長距離走をオススメします。マラソンのほかに、短距離ダッシュなど短時間で持久力を消費するトレーニングも平行して行なえば、なおいいです。もし、スポーツにこだわらないとすれば、1日おきか、できれば毎日30分以上、だいたい5Kmほどの走り込みを行なうことで、持久力アップに大きく貢献します。5Kmの区間を途中ダッシュを含めて行なうと効果的です。マラソン以外でも好みの持久系種目があればそれをやってみるのもいいと思います。持久力アップは、必ずボクシングにとってプラスになるのでぜひやってみて下さい。あと、筋トレも、1日おきでいいので腹筋、背筋、腕立てを中心に行えば申し分ありません。
この1年間をプラスに受け止め、有意義な基礎体力強化期間として有効に活用して下さい。頑張って下さいね!