精神的に弱いのか、プロ相手のスパーリングで過剰な疲労が・・・
練習生でいつもプロ相手にスパーをやるんですが、開始早々いつもものすごいプレッシャー感じてしまい過剰に疲れてしまいます。
前にウォームアップが足りないという指摘を受けましたが多分違う気がします。直後にミットやサンドをやると体力がすぐに回復するからです。
ただ人相手になると例えようのない疲労に襲われます。心理的なものが作用してるんだと思います。
どなたか似たような経験をした人で克服した人やスパーではこうしたほうがいいなど何かアドバイスがあればください。
名前の通りボクシング初心者ならば、まずプロ相手にスパーやるのが間違ってると思うんですが。
そんなん、気圧されて当たり前です。
もし初心者ならばもう少し自分にあったレベルの相手から始め、たまに刺激をもらうためにプロに相手してもらうとか、レベルが上がってきたらプロとスパーするようにすればいいと思います。
どうしたものか悩みますね。
2~3質問します。場合によっては改善の糸口が見つかるかもしれません。
累計で何R位のスパー経験がありますか、また最初の頃と比べて改善の兆しはないですか。(そろそろ慣れてこないものかと考えているのです。)
どんな相手に対しても同じ状況になりますか。例えば格下(自分よりも経験の浅い人など)相手にスパーした経験はありますか。(成功経験が少ないのが原因ではないかと考えているのです。)
こんにちは。
私の考えでは”適切な相手でない”とは思います。しかし、それが貴方のトレーナーの方針であるなら、その中で対策を考えますね。
また、心理的なスタミナから来ているのではないか?と考える貴方の仮説分析に同意する形で話を進めます。
心理的なものであれば”場数”がものを言うと思います。
そして、そもそも”場数”とはスパーを経験した回数×1回当たりのスパーで身に付く耐性です。
●どちらに解決の方向が期待できそうか?●
今の貴方は悪循環に陥っていて、スパーをやればやるほど恐怖が蓄積している様ですね。
だから”慣れるまでの我慢です”というアドバイスでは納得して頂けないでしょう。ですので、後者”1回当たりのスパーで身に付く耐性”
を高めていく事とします。毎回のスパーによって味わう達成感が恐怖を上回る様にする事がポイントです。
●では、何をしたらいいか●
ところが、貴方は各上の選手とスパーをやらなければいけないという背景がありました。
スパーを行う前の時点である程度心理的に強い状態に持っていかなければいかません。
であれば、現時点でお勧めするのはメンタルトレーニングです。
具体的な進め方は、高畑氏(たしかスピードスケートの清水選手の専属)の書籍が分かり易く、ツールも揃っており、
著者も信頼できるのでお勧めです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4262162885/ref=pd_bxgy_img_2/250-5601596-3356204
いろいろ意見ありがとうございます。
またいくつか質問があったので答えたいと思います。
スパー今まで合計6ラウンド(一日1ラウンド)経験しました(ジムに初めて入ったのは半年ほど前ですが・・)。相手は全員プロで当然格下との経験はありません。これはジム自体小規模で練習生でスパーをするのは自分だけなのでどうしようもありません。残念ながら、どのような相手でも同じような状況になります。
なるほど、もしかしたらあなたが思うほど深刻な問題ではないのかもしれません。
半年程度ならよほど飲み込みの早い人でなければまだやっと基本動作ができるかどうかというところではないかと思います。(上級者を相手に何も出来ないのもうなずけます。)しかし、1日1ラウンド程度ならプロ相手でも無茶な事だとは思いません。「相手はほとんど手を出しません。」というコメントでも分かるように手加減もしてくれていると考えられます。手加減というと聞こえが悪いですが相手も手を出さないかわりに徹底したディフェンスの練習をしているのです。(「一発ももらわないつもりでやれ!」位の事は言われているのかもしれません。)こうなると技術的に劣る方は逆に始末が悪いのです。自分のパンチはさらっとかわされて、手を出すのが嫌になるほど疲れてしまい、足が止まるとパチン・パチンとパンチを合わされてしまいます。からかわれているようで無力感に苛まれる事でしょう。そしてバックやシャドーでは疲れないのにスパーではなぜこんなに疲れるのだろうか?と多くの人は考えます。
あなたが他の人と比べて(心身共に)劣っているのではなく、半年程度のキャリアであれば実際にスパーで出せるのは(自分の考える)実力の2割程度だと思ってよいでしょう。
あくまで推測ですが非常に多い事例です。
対策は相手(対戦)をイメージしながら全ての練習を行なう事です。例えば左を打ったときは右を合わされるので高めに戻すとか、連打の後に休む時間を取らない(どうしても手が出ないのならばステップを使って相手の攻撃をかわす。)など意識すると良いです。一言でいえば楽な練習をしない事です。密度を高めスピード・技術・持久力全てを平均して高めてください。