体格差・体重差がある相手にプレッシャー負けしないには？
自分よりかなり体重の重い人とスパーしたら、相手のプレッシャーで思うように全然動けませんでした。
トレーナーには足使って逃げるな！パンチにビビんな！っていわれたんですけど、リーチも大分違うんで、どういう戦い方をすれば良いのかわかりませんでした。自分よりプレッシャーの強い人や体格差のある人にはどうすればいいのでしょうか？
ちなみに俺１７０CM６３KG相手１８５CM１０５KG
私自身経験がありませんので一般論になりますが、これだけの体格差だと多少技術や体力で上回っていてもほとんど歯が立たないと言って良いと思います。（総合格闘技というのはウェイトによる階級制ではないのでしょうか？）作戦としては前半は相手にダメージを与える事よりも不意の攻撃をもらわない事に集中した方が良いと思います。正面から打ち合わず足を使ってアングルを変えながら自分の攻撃だけを的確に当てていく事、手数は多い方が相手をイライラさせますが前半は足を止めた連打は避けた方が無難です。（相手は100kgを超える体重ですからよほど練習していない限り3Rを超える戦いは出来ないと思います。後半でなら勝機があるかもしれません。）一言でいえばヒット・アンド・アウェイですがいずれにせよ簡単にはいかないと思います。
もちろん試合だと階級分けがあるんですが、俺の通ってる道場の人数が少ないんで体重や経験差とか関係なくスパー組まれるんですよ。（総合だと他の道場でもよくある事）
俺まだ始めて二ヶ月くらいなんですけどこの前なんか現役プロキックの選手に殺されましたもん。。。しかも階級３つくらい上の（泣）
指導者は現役の格闘家なんですが、ディフェンスなんか気にせず、ガンガン前にプレッシャーをかけるタイプの人なんで、あんまり足を使うと怒られるし、むしろちゃんとしたディフェンス技術の練習はしません。確かに総合は立ちでプレッシャー負けするといい事なしなんですが、さすがに身長差１５CM体重差４２KGある相手にプレッシャー勝ちするのは皆無ですよね。
自分で言うのもなんですがその人より俺のほうがテクはあるんですが、いつもの自分の動きが全くできないんですよ。
やっぱり打ち勝つのは不可能なんですかね？
なるほど、なんとなく状況が浮かびました。
勝てるかどうかは別として改善すべきはプレッシャーで実力が発揮できないという点です。
相手の攻撃に対しては細心の注意が必要ですが体がすくんでしまってはなんにもなりません。当たらないと分かれば怖さは軽減しますから相手の攻撃をよける事ができるという自信を持つ事です。スピードと技術では上回っている可能性が高いですから、あとは距離感さえ掴めば実現不可能ではなくなります。
指導者も技術的にはあなたの方が上なのに怖がっていつもの攻撃が出来ないのを見てイライラし、攻めろ攻めると言うのではないでしょうか？それはともかく的確なパンチを当て続けていれば足を使っても逃げているようには見えないものです。（そもそも攻撃しないで守りきれるものではありません。）具体的な方法としてはやはり距離を取って戦う事、良い距離になったら様子を見るのではなくすぐさま踏み込んで攻撃してみてください。長いリーチに阻まれるのであれば打ち終わりを狙って素早く攻撃してみてください。足を止めた打ち合いは禁物です。（1発打たれたらかわしてすぐ攻撃、攻撃したらすぐ距離を取るのリズムを作る事が重要です。）
自分でも出来るかどうか分からない事を人に勧めるのは気が引けますが勝てるとすればこういう方法ではないかと思います。
（同じ体重で）細くて背が高い人と太くて背が低い人が戦うなら、
それぞれ戦略はある。背が高いほうは離れて戦う、低いほうは接近戦に持ち込む。
でも、相手のほうがリーチとパワーの両方でかなりまさっていたらどうしようもない。俺もそういう立場で戦ったことがあって、『くっつかれてまずいんやったら、それを考えて戦え』とか言われたけど、『離れたら離れたでリーチの差で負けてるからよけい不利やん。あんたが俺の立場で戦ってみろよ』と思ったね。
体重によって骨の強度も決まるから、重い人とまともにぶつかったら怪我するしな。俺ならそのジム止めるかも。
実のところ私もそう思います。
私の場合このくらいの身長差は経験ありますが体重差はせいぜい10kgぐらいだったろうと思います。リーチ差も相当あったでしょうがパンチのある相手ではなかったし、スピードではやや上回っていたとみえて、さほどやり難さは感じませんでした。そこで、スピード・スタミナの差に活路を見出す提案をしてみました。しかし、100kgの相手にそれが出来たかどうかはかなり怪しい物です。(笑）